のうない あうとぷっと。
セキュリティ

【ニュース記事】海賊版サイト遮断でNTTコム提訴へ 原告は弁護士

ここ最近賑わせていた?「漫画村」などの海賊版サイトを対象にした「サイトブロッキング」が話題になっています。

日本電信電話株式会社・NTTコミュニケーションズ・NTTドコモ・NTTぷらら4社が合同で
インターネット上の海賊版サイトに対するブロッキングの実施について
というニュースリリースを出していますが。このニュースリリースが出たのが4/23。
今週月曜日ですね。

そして今日、ついにブロッキングに対しての訴訟第1号がでました。
海賊版サイト遮断でNTTコム提訴へ 原告は弁護士

訴訟に対してどういった対応をおこなうか、気になりますね。

ところで

なんでサイトブロッキングに対して訴訟を起こしているの?

という方に簡単に説明させていただきます。

まず、この話には
・ 海賊版サイトの話
・ 通信の秘密の話
の2つの話があって

海賊版サイトとは、漫画のスキャンした物や録画したアニメ・TV番組・映画・音楽などを権利者に無断アップロードし、
誰でもダウンロード・閲覧できる状態にしているサイトのことを言います。

正規に購入がされないと、出版社や配給会社の売上にならず、漫画家や歌手・その他クリエイターの人たちに印税などの権利収入がはいりません。そうなると生活ができなくなってしまい、漫画家をやめることになるかもしれません。  
出版社も潰れてしまうかもしれません。クリエイターの人が頑張って作ったものに対して対価が払われないわけです。  

じゃぁ、海賊版サイトへのアクセスができないようにネットワーク制御を行ってサイトブロッキングしてしまえばいいじゃん!
とはならないから問題になっているわけで、

ここで、通信の秘密の話が出てきます。
日本国憲法では、第21条第2項で「通信の秘密」を定めています。

日本国憲法第21条
第2項
検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

とあります。
そのため、現在の法律ではインターネットの通信を検閲して、サイトブロッキングすることが問題と言われています。

各通信事業者は通信の秘密の話もあり、慎重になっていたようでしたが、
NTTが一歩抜き出て行動したのがここ最近の一連の話です。

サイトブロッキングについては、賛成派と反対派がそれぞれいるので、本ブログでは特にどっち派とも言いませんが、
まずはこの訴訟の行く末を見守りたいと思います。